No.003 披着狮子皮的驴和狐狸

木木仙声:ライオンの皮を着た驢馬と狐 披着狮子皮的驴和狐狸 ロバがライオンの皮(かわ)をかぶって歩(ある)きまわり、動物(どうぶつ)たちをおどかしていました。 驴披着狮子皮，四处吓唬动物们。 そのうちに、キツネが来(き)たので、 这时狐狸来了， 「あいつも、おどかしてやろう」と、考(かんが)えました。 驴想：我也吓吓他。 ところがキツネは声(こえ)を聞(き)いて、すぐにロバの声(こえ)だとわかりました。 可是狐狸一听声音，马上就知道了是驴的声音。 「おあいにくさま。ぼくだって、お前(まえ)の鳴(な)き声(ごえ)を聞(き)いた事(こと)がなければ、震(ふる)えあがっただろうけどね」 便对驴子说：“真不巧。如果我没听到你的叫声，倒是有可能会瑟瑟发抖。” 頭(あたま)が空(から)っぽの人(ひと)でも、きれいに着飾(きかざ)ってふんぞりかえっていると偉(えら)そうに見(み)えますが、いったん話(はなし)を始(はじ)めると、たちまち正体(しょうたい)がばれてしまうものです。 即使是头脑空空如也的人，盛装打扮装腔作势的时候，乍看之下也会显得有模有样。可是只要开口，就会立刻暴露出真面目/真水平。 おしまい 结束